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ロングボールをドライブするときオーバーミスが多いのですが?

私は中学2年生で、卓球を始めて1年ほどになります。
ロングボールに対する処理についての質問です。自分が3球目などで先手を取った際、相手のブロックなどのボールに対してドライブで攻撃を仕掛けた際、オーバーミスがとても多いのです。

下回転に対するドライブの場合は、しっかりと擦ることができ、安定感もそこそこあるのですが、ロングボールに対するドライブの場合は、厚く捕らえてしまいます。

ロングボールに対してのドライブは、下回転に対するドライブのように薄く捕らえることが必要なのでしょうか?

ロングボールをドライブするのは、基本的には「薄く」ても「厚く」てもどちらでもいいと思います。なぜなら、薄い、厚いというのは、回転かスピードか、どちらを選択するのかという問題ですから。薄くとらえればスピン、厚くとらえればスピードが出るということです。

ただし、これは机上の話しで、実戦ではロングボールをドライブするのに、薄くとらえるのは難しいでしょう? 下回転よりスピードのあるロングボールを薄くとらえて回転をかけるというのは、技術力や体力的なパワーも必要です。ご存じだろうと思いますが、対下回転と対ロングのドライブ打法は、次の点を変える必要があります。まず、そこを確認します。

 ●ラケットの角度
 ●スイングの軌道

もちろん、対ロングほど、角度はかぶせ、軌道は水平になります。そして、大切なのは、バックスイングのトップの位置です。下回転などスピン系のボールは、比較的ゆっくりと飛んでくるのでバックスイングを下からとる時間的な余裕があります。

しかし、ロングボールはスピン系のボールよりも速く飛んでくるので、バックスイングのトップを下にとってると、ボールのスピードに押されて打球ポイントが遅れます。打球ポイントが遅れると、オーバーミスが出やすくなるのです。

あなたのオーバーミスも、このことが原因だろうと思います。とくに、3球目をドライブして、次のロングボールをドライブするときは、前陣にいるときが多いので、バックスイングのトップを下にもってくると相手の打球に遅れます。

そこで、3球目にドライブをかけたら、次の相手の打球はほとんどロングボールになるので、5球目のバックスイングのトップは高い位置にもってくるのです。下回転のボールよりも高くバックスイングをとってドライブすればいいのです。

もちろん、角度はかぶせて、軌道は水平です。こうすれば、オーバーミスはなくなります。下げたトップでは難しいですが、高いトップは余裕があれば、そのまま強打することもできます。

練習方法として、多球練習で送球者に下回転を出してもらい、ドライブして、次にすぐにロングボールを出してもらい、それをドライブなり強打するという、2連打の多球練習をすればいいでしょう。

それから、基本的にバックスイングのトップはいつも高い位置にもってくるようにすれば、次打球への対応が素早くなりオーバーミスが減少します。

 

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