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裏面打法のラバー・ラケットは? フォア前サービスの対応技術を……

現在ラージボールで卓球をやっております。左ききで戦型はドライブ主戦型です。そのためどうしてもバック前に下切れ、横切れ等のショートサービスを出されツッツキで返すと打たれてしまいます。回り込んで打てばと思いますが、なかなか足がついていきません。

そこでペン裏面打法をマスターしようと思いますが、ラケット裏にいままでラバーをはったことがありませんので、そこから始めなくてはならないと思っております。

現在はラケット檜単板、ラバーはバタフライウエストウイル厚を使っております。ラケットラバーについてご指導願います。なお、ペン裏面打法はシェークのやり方をマスターすればよいのでしょうか。

最後にもう一つ質問させてください。現在の戦型でバック側にかまえているとフォア前に小さいサーブをだされ苦労することがあります、この場合の対処について教えてください。よろしくお願いします。

原則的に『卓球パーフェクトマスター』は40ミリボール対応ですが、ラージボールにも共通する部分もありますので参考になると思います。

「戦型はドライブ主戦型」とありますが、ラージのルールでは表ソフトラバーしか使えませんが、表ソフトでドライブをかけておられるのでしょうか? まれに、ローカルルールで、裏ソフトもOKという大会もありますが、いかかがでしょうか? 

さて、裏面打法を使う場合のラケットは、両面にラバーをはるために作られた専用ラケット(ローターラケット)の使用をおすすめします。

ラバーは、片面を回転系の粒が平たくてスポンジの厚いものにし、もう片面はスピード系やナックル系の粒が小さくスポンジの薄いものにすると、スピード、スピンに変化が出て、相手を幻惑することができます。もちろん、表面・裏面とも、ドライブを使いたいのであれば、両面とも回転の効くラバーにしたほうがいいでしょう。

裏面打法でのバックハンド技術は、基本的にシェークハンドと同じです。ただし、裏面打法の場合は、グリップ裏面の指を丸めたほうがいいでしょう。そうしたほうが、手首が効き、また指にボールがあたるのを防げます。

右利き・左利きを問わずフォア前サービスは、レシーバーを動かすという点で、大きなメリットがあります。しかし、サービスを出すほうにとっては、攻撃がしやすいフォアに出すわけですから、攻撃されやすいというリスクも背負っているわけです。

その点を考えて、フォア前のサービスは、基本的にフリックで攻撃するスタンスをもちます。左利きということなので、対・右利き相手の場合は、相手のフォアへ流すようにはらうフリックを覚えるといいでしょう。

この技術をマスターすれば、相手はそう簡単にフォア前のサービスは出せなくなります。また、フォア前に出されたら、逆にストップ技術で、右利き選手のフォア前にぽとりと落とすようにレシーブすれば、逆に相手を動かすことができます。

フォア前サービス対応ご指導ありがとうございました。本日の試合に早速フリックでフォアに流し初めて勝つことが出来ました。

追加で申し訳ありませんがバック前に下切れ、横切れショートサービス対応はやはり回り込んでフリックか、バックフリックかストップを使えばよいでしょうか教えてください。

では、今回はバック前、フォア前に限定しないで使える攻撃的フリックの応用技術をレクチャーします。

1. フォア・バックフリックとも、ひじをスイングの軸にして、コンパクトに振り抜くこと  が前提です。

2. 打球するポイントをボールの真後ろではなく、斜め45度の角度をねらいます。
松本さんは左ラケットハンドですから、フォアフリックはボールの左面、バックフリックは右面になります。

3. ナックル性のサービスは、ラケットを台に対してほぼ直角にして、ボールの横* を打つ気持ちで、水平に打ちます。

 バックスピン(下回転)のサービスは、回転量に応じてラケットを開いて、ボールの横の底面を打つ気持ちで、斜め上方に打ちます。

以上のように、ボールを打つ「面」を変えることで、どんな回転のボールにも攻撃的に対応できるのです。とくに表ソフトには使いやすい技術で、ラージでも、40ミリでも通用するでしょう。

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