Q&A161~170 of 卓球技術研究所t3i

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卓球A161~170



170.短いボールにたいする回り込みドライブが苦手です……

Q この前の大会のときに気付いたのですが、僕は相手の少し台からでるストップレシーブ(バック側)に対する回り込みフォアドライブが苦手みたいです。ネットミスやオーバーミスが多く、もし入っても威力がなかったのか簡単にブロックされてしまいました。
そこで、相手の少し台からでるストップレシーブ(バック側にくるボールでナックル系と下回転系)を上手く、できるだけ威力のあるドライブを打つためにはどうしたらいいでしょうか? よろしくお願いします。

A あなたの回り込みドライブでの問題点を簡単に分析してみましょう。

1.まず、回り込むときのフットワークが遅く、そのために十分な体勢でドライブできないこと。

2.次に、短いボールをドライブするとき、そのボールは低いことが多いので十分なフォロースルーがとれないこと。

3.さらにボールが短いので、十分な踏み込みができていないこと。

以上のことが考えられます。

短いボールをドライブするときは、ラケットが台にぶつかる可能性が高いので、ラケット角度を前にかぶせる必要があります。そうすると、必然的にドライブしたボールがネットにかかる危険性が増えます。これを解消するには、ドライブスイングを速くする必要があるのです。

以上を踏まえた上で、
1. 回り込みフットワークの向上
2. ドライブするときのバックスイングを高く引くこと
3. 前に思い切って踏み込むこと

以上を意識してトレーニングしてください。


169.ロングボールをドライブすると、どうしてもオーバーミスに…

Q こんにちは、ハンドタオルといいます。卓球歴は6年で、今年の3月に高校を卒業しました。一週間前ぐらい前に卓球技術研究所の存在を知りました。とても勉強になっています。
4日前に初めてカットマンの方にカット打ちの練習を1時間ぐらいさせもらいました。最初はうまく打てずネットにかかっていたんですが、20分もするとコツがわかり長くラリーが続くようになりました。ボールへうまく、力を加える打ち方(感覚)が分かりいい練習でした。
ですが今日、4日ぶりに練習をしたところ、他の練習法はいつも通りにできたのですが、中陣からのフォアハンドドライブだけ上手く打てませんでした。
 具体的に説明します。私がフォアクロスにドライブを打ち、相手にブロックをしてもらう練習をすると、カット打ちの打ちかたが残っているのかオーバーミスしてしまいます。水平打ちに近い打ちかたをしてみても上手くいきません。
なぜオーバーミスをしてしまうのか、どうしたらオーバーミスをしなくなるのか教えてください。

A ロングボールをドライブするとカット打ちのドライブの影響で、オーバーミスになるわけですね。まあ、カットボールとロングボールでは回転がちがって、ドライブスイングもとうぜんそのスイング方向が違ってきますから、回転に応じて変える必要があるわけです。しかし、水平方向に変えてもオーバーミスが出ると……。

これは実際にあなたのスイングを見ないとなんともいえませんが、ドライブするとき、バックスイングの引き方を意識してみてください。

ロングボールのときは思い切ってバックスイングを高く引いて、できるだけ水平にドライブしてください。ターゲットはネット上部の白いラインです。実際にネットしてもいいですから、
高いトップから水平にスイングするのです。
ネットに掛かる場合は、スイングが遅いので、より速くします。それでもネットするときはすこしスイングを上に向けて調整してください。
一度この方法を試して、その結果を報告してください。ダメな場合は、あらたな対処法を考えましょう。


168.テークバックをどうしても斜め上に引いてしまう……

Q 初めまして!TRと申します。中学3年間卓球やって大学で再開しているものです。右裏日ペンのドライブ型です。
今、フォアにおけるクセに本当に苦しんでおります。僕は高校時代ハンドボールをやっていたのですが、そのせいかテークバックを引くときに真横・斜め下でなく斜め上にひいてしまいます。自分は中学時代からドライブ型で今後も続けたいのですが…斜め上にテークバックが行くと全然スムーズに振れません。
ロング打ちから直したいのですが、どうすればクセが直るのでしょうか? 素振りではできるけども、どうしてもいざ打球する際にクセが出てしまいます。素振りは頻繁にやっているのですが…どうかアドバイスお願いします。(自分はクラブ等に入っていないので一人でできる方法であると幸いです)

A テークバックですが、卓技研の技術論の1と2でこのテーマについて展開していますのでお読みください。
あなたは斜め上に引くとありますが、飛んできたボールの高さや台との距離や打球時間などケースバイケースですが、テークバックは高いほど強打や強ドライブが打ちやすく斜め下に引くクセがあるよりもむしろいいのではないでしょうか。
卓技研ではフォアハンドのテークバックの引き方の基本的な考えは、飛んできたボールの高さに応じて引くというものです。高いボールなら高いトップ、低いボールなら低いトップです。あえてバックスイング(テークバック)のニュートラルの高さといえば、90度から95度程度で、ほぼ真横の位置です。
フォアハンド系技術のラリー練習では、飛んできたボールの高さに応じた高さにラケットを引くようにします。これを確実にやると、水平打法が使える場合、ほぼすべてのロングボールは強打することができるようになります。
もちろん実戦では、時間的に間に合わず頂点を逃してしまう場合がありますので、そのときはバックスイングを下に引くことで時間を稼ぎ、ドライブすればいいのです。


167.「ペンドラ」の生きる道とは……

Q いつもアドバイスありがとうございます。よく質問させて頂くペンおじさんです。
現在は以前アドバイスしていただいたのを参考にひざのリハビリを行っています。徐々に良くなって入るのですがまだフットワークをするのは怖いのでフォア、バックの基本を中心に練習しております。
前置きが長くなってしまいましたが、質問させていただきたいのは今後の日本式ペンの戦い方についてです。世界選手権の総括でサービスを強化して前陣で戦うこと、そしてバックハンドの強化と述べられておりました。
ペンの私にとってはサービスの強化、前陣で戦うことは分かりますが、バックバンドとなるとシェークのように振ることはかなり難しいのが現実です。でもその重要性は分かります。吉田選手もバックを責められると防戦一方になっていました。準々決勝でもフォアが振れていれば勝負になっていましたが、バックに強いボールを送られるとどうにもならない感じがしました。今回柳承敏選手も調子が悪かったのか2回戦で負けていましたし今後ペンの選手はどのように戦っていくべきとお考えでしょうか。ご教授頂ければ幸いです。

A 「今後の日本式ペンの戦い方について」のご質問ですが、いわゆるペンドラのフォアハンド主体で、フットワークを駆使して動きまわるというタイプは絶対無理とはいえないものの、かなり俊敏なフットワークとそれを保障するフィジカルの強さがないと無理でしょう。吉田も柳もかなりすごいフットワークの持ち主です。
それに、裏面を使わない日ペンは、やはり前陣でバックにきたサービスやツッツキ系のボールを処理する場合の攻め手が弱すぎますね。端的に言えば、シェークのバックハンドドライブに匹敵するものが日ペンにはないわけです。
また、同じくバックハンド系の武器も日ペンはショートかプッシュで、これもシェークのハーフボレーには見劣りします。中国のペンの選手は、この課題にたいして、裏面技術を向上させることで見事に克服して、北京五輪と横浜世界卓球でペンの男子チャンピオンを誕生させました。
もし、日ペンで裏面を使わないとしたら、バックハンド系技術として、ツッツキ系のボールにたいしては表面でのバックハンドドライブの開発(まだ誰も試みていませんが)、ロングボールにたいしてはシェークのハーフボレー強打のように、ライジングをヒジを軸にして、前腕で鋭く振り抜く技術を身に付ける必要があると考えます。
やはり、プッシュの「押す打法」は威力不足ですから。このどちらの技術もほとんど未開発ですが、裏面を使わないのであれば、どうしても開発しなければならないでしょう。
もし、この二つの技術が使えないのなら、日ペンでも裏面打法をやるしかいないのでしょう。


166.頂点より低いボールのフリックはどうすれば……

Q フォア前のショートサービスのレシーブが弱くて相手にチャンスを与えてしまうシェークハンド4年生の『まっちゃん』です。いつもためになる情報満載なHPを楽しみにしています。
 フォアハンドに表ソフトラバーを使用している場合に、下切れのフォア前のショートサービスに対してネットの高さを越えれば水平打法を使う事によってレシーブで先手が取れると感じました。また、実際練習でやってみると段々感触が分かってきました。相手のサービスが切れれば切れるほどホールの内側を弾くように叩けば入る感触を覚え始めています。
 ここで質問です。実践でいつもいつもサービスの頂点を狙えません。頂点を見過ごして、遅れた時の打法はどうすれば良いか教えて下さい。条件としてバックスイングがすでに水平打法に入っている場合です。よろしくご指導下さい。

A 頂点を打てない場合のフリックの打ち方についてお答えします。
頂点を過ぎて、ボールのバウンドがネットより低い打球点であれば、なかなかフリック強打はやりにくいものです。
バックハンドであれば、チキータで横回転を入れてドライブ気味に返すことができます。同じように、フォアハンドでもチキータのようにボールの側面をドライブ気味に打つ方法があります。
右利きなら、ボールの右側面を手首とヒジを支点にして、
ドライブ気味に内側へ、時計まわりと反対方向に円を描くようにスイングするのです。名づけて「フォアハンド・チキータ」といったところです。
あるいは右利きのフォアハンドの場合、逆にボールの左側面を打球して、流すようにナックル気味に打つのもいいでしょう。


165.横回転サービスを強く打ち抜くには……

Q いつも本で勉強させてもらっています。ありがとうございます。今回は横回転サービスのレシーブの事なんですが、チームに横回転サービスばっかりする人がいてそれがあまり返せません。
本では、順リターンと、逆リターンが紹介されていますが、強く打ち抜きたいと思っています。 が、いつもオーバーしてしまいます。やはり、ラケット角度、スイング方向が悪いのでしょうか・ いったいどうすれば正確に強く打ち返せますか?

アイツには絶対、絶対勝ちたいのでよろしくお願いします。 サービスは右ききの人の時計回りの回転でレシーバーも右ききで、バックにきたサービスです。 本当に勝ちたいです! お願いします。 ハンドルネーム 卓球少年

A 横回転のサービスを強く打ち抜きたいのですね。ところが、いつもオーバーミスをする。これはとっておきの打ち方があります。それは……
バックスイングをとらないで打ち抜くのです。
これだけです。バックスイングをとらないで横回転サービスを打つと。その回転の影響をほとんど受けずにリターンすることができるのです。
バックハンドでもフォアハンドでも、横回転サービスがきたら、そのボールのバウンドポイントにラケットをもっていき、ボールを包み込むように素早く振り抜くのです。
このとき絶対にバックスイングをとってはいけません。バックスイングでラケットを後ろに引いた分だけボール回転の影響を受けます。また、スイングはコンパクトに、できるだけシャープに振り抜きます。


164.ペン裏面ツブ高の使用法を……

Q はじめまして、40代の主婦で卓美と申します。中学・高校時代に卓球をやっていて、20年程のブランクの後、子育てが一段落した5年前からまた卓球を始めました。
ラケットは昔と同じようにペンの単板(反転式でない)を使っていますが、バックの攻撃力の無さが悲しくなり、2年前に裏面に極薄のツブ高ラバーを貼りました。バックにきた下回転の球を、裏面のツブ高でツッツキやプッシュし、浮いて返ってきた球を表面の裏ソフトで強打またはプッシュのパターンがやっと形になってきました。ブロックは難しいので、今は表面で処理しています。
お聞きしたいのは、裏面のツブ高での打ち方、使い方です。コントロールが難しく、ミスも多くなってしまいます。少しでも浮いてしまうと逆に相手にパチンと打たれてしまいます。
パーフェクトマスターの渋谷氏のプッシュ性ツッツキは参考にしましたが、ツブ高での打ち方はなかなか本にも載っていません。せっかくのツブ高ラバー、もっと使いこなして強くなりたいです。
あと、レディースの試合はダブルスが多いので、ダブルスでの有効な使い方はありますか?お答えいただければ幸いです。よろしくお願いします。

A ツブ高の使いかたですが、このラバーは相手もやりにくいですが、それを使いこなすほうも、なかなか扱いにくいものです。
まず、ツブ高はナックルボールになります。このナックルには、ふわっとした微妙な前進回転と後進回転のナックルがあります。できれば、この二つのタイプのナックルを打てるようになりたいものです。
これはそのボールを打球するほうは、かなりやっかいで、強力な武器になります。たとえば、強打するとき、このナックルの種類で、スイングの角度がかなり異なってきます。
そのナックルの出し方ですが、ツッツキで、押し出すようにすれば前進性、カットするようにすれば後進性になります。
また、高い打球点で、相手コートに深く入れれば、攻撃性のあるツッツキになります。そのとき、裏面のラケット角度は台にたいして垂直に立てて押し出すようにします。このとき飛んできたボールの真後ろを打つようにします。
さらに、変化をつけようとするならば、飛んできたボールの打つ場所を工夫してみることです。ボールの底や左右の側面などを使うのです。たとえば、右対右の対戦では、バックサイドに来たボールにたいして、そのボールの左側面を押し出すように打って、相手のバックサイドを切ったり、反対に、ボールの右側面を打って、フォアサイドを切るようにするとか。
ツブ高は相手ボールの回転にたいして影響を受けにくいラバーなので、こういう打ち方は裏ラバーよりはるかにやりやすいですから、どんどん使ったほうがいいでしょう。
ダブルスでの裏面ツブ高の有効的な使い方ですが、基本的にはシングルスと同じでしょう。ひとつ考えられるのは、ダブルスは片面にしかサービスがこないので、それを利用してバックハンドでレシーブするようにして、表面と裏面を使って相手を翻弄する手があります。
このとき、裏面でする場合、レシーブをクロスに流す(できればサイドを切る)ようにプッシュするとおもしろいですね。ツブ高なら、ラケット面を立てて、押し出すようにすれば、少々のした回転サービスでも回転の影響をほとんど受けずに攻撃的にリターンすることができます。


163.ラケットで重量の軽いものを選ぶことの良し悪しについて……

Q xelvisと申します。現在31歳、10数年ぶりに卓球を再開、現役時代はかなりのパワーヒッターでしたが、現在は一般的?肉体です。
上記表題について、少し悩んでいます。現在私は中国式ラケット(ニッタクKCK)を使っていて、両面に特厚裏ラバー(主にテナジーなどハイテンション系)を張っています。ラバーは下の方は張らないので、シェークほどは重くなく、トータル重量160~170gくらい(ラケット85g、ラバー40gずつくら
い)になっています。
このたびラケットを新調しようと思い(TSPのヒノカーボンパワー)、やはり振りやすさを考えるとトータル重量で軽いほうがいいと考え、メーカー記載の平均85gを、80g以下でお願いしようと思っています。
しかしここで考えるのが、わざわざメーカーが平均85gと出しているのには
やはり品質含めなんらかの意味があるのではないかと思ったりで、下手に軽いもの=品質の悪いものになってしまわないかということが心配になってきました。また同時に、軽さを追う方向で本当にいいのかも迷っています。
プロと一般的プレーヤーと、また筋力によっても変わってくるとは思いますが、上記含め、一般的な話でどれくらいの重さが妥当、など、お教えいただければ幸いです。昔はペンならラバー片面で、全然軽かったわけで、別に軽くても問題ないんだとは思いますが(でも38ミリだったし?)

A ラケットの重量の問題ですが、当方の基本的な考えは、重いものをこなせるなら、できるだけ重いほうがよい、としています。
なぜなら、重いラケットのボールはそれだけ「重くて伸びる球質」になるからです。重い球質なんて抽象的ですが、10グラム単位でかなりはっきりと、球質のちがいが出てきます。
ですから、もし重いラケットを扱えるのなら、重いラケットを選択したほうがいいと重います。もちろん、軽いラケットを使って、その軽くなった分、速いスイングでカバーしたほうがいいという考え方もあります。これは相対的な比較になりますが、当方では重いラケットを選択したほうが優位だと考えています。
宮本武蔵と佐々木小次郎ではありませんが、巌流島の決闘では、武蔵は船の櫂、小次郎は物干し竿と呼ばれた長い刀を使いました。短い刀を使うタイプと長い刀を使うタイプとでは長い刀を素早く扱うほうが有利です。ちなみに、世界のトッププレーヤーはほとんどが重いラケットを使っています。
このラケットの重量の選択は、最終的にはそのプレースタイルや「好み」ということになるでしょう。やはりブロック主体のタイプでは重いのは向かないし、
前陣でハーフボレーの打球ポイントで、速いピッチでプレーをするなら軽いラケットがいいでしょう。
とはいっても、ラケットの重さは、それを使っているうちにその重さに慣れてくるもので、ラケットの重さに見合った筋肉がついてきます。
「重さ」といっても、それは個人によってその感覚は異なりますから、ご自分の感覚で、「すこし重め」を選択されるのがいいのではないでしょうか。まあ、これがラケット重量の結論といったところでしょうか。


162.台上ドライブは粘着ラバーが適しているのでしょうか……

Q こんにちは、私坂田と申します。毎回、卓球技術研究所様のホームページを楽しく拝見させています。
ここで非常に気になっている事がありまして技術的な質問です。台上ドライブというのは粘着ラバーなどが一番適した用具なのでしょうか? 以前宮崎義仁監督がコメンテーターでテレビにご出演なさっていた時そうおっしゃっていたもので。それをお聞きしたいのです。

A 台上ドライブはもちろん粘着性ラバーが適しています。
なぜなら、台上のボールをドライブするとき、ラケット角度は前に被せたとき、そんな角度では、とうぜんボールが落っこちやすくなります。その点、粘着ラバーだと、ボールを「持てる時間」、つまりボールとラバーの接触時間が長くなるので、それだけ落ちなくなるのです。
ただし、ドライブスイングが速くないと、いくら粘着性ラバーでもネットを越えるのは難しいでしょう。また、スイングスピードが速くないと、ボールを前に飛ばすことができないので威力あるボールが出ません。
ですから、粘着性ラバーの使用やラケットを前に被せてドライブするプレーヤーはスイングスピードが速くする必要があります。


161.上手な選手のサービスやツッツキのボールが「重い」のはなぜ……

Q いつも参考にさせていただいています。
さて、今回お訊きしたいのは、一言で言えばボールの重さのことです。この前チームメイトが教えてくれたのですが、上手な選手はサービスやツッツキにも重さがあるそうです。
ドライブボールなどの上回転ボールが重いのは、なんとなくわかるのですが、サービスやツッツキなどの下回転ボールにも重さがあるとはかなりびっくりしました。
僕も重いサービスやツッツキなどを打つ技術を身に付けたいので、そのような技術のポイントを教えて下さい。お願いします。

A ツッツキやサービスのボールが重いということですが、ごくふつうに考えれば、上手であろうと下手なプレーヤーであろうと、それが打つボールの「重さ」などがちがうわけはありません。
それを前提として、もし「重さ」を上手な選手から感じるのであれば、次のことが考えられます。
サービスやツッツキは、トップスピン以外のナックル、バックスピン、サイドスピンについてのことでしょう。
このなかで、バックスピン系のボールに重さを感じるのではないでしょうか。
もしそうであれば、それは「純バックスピン」に近い回転のボールだと考えられます。
サービスであれツッツキであれ、バックスピンといっても、多少はサイドスピンが入っているものです。サイドスピンが入るだけ、バックスピンの回転効果は減少します。
つまり、横回転の分だけ、下回転が減るというように考えてください。サイドスピンのない、きれいな純バックスピン性のボールは、かなり切れ味があります。
そして、そういうボールをリターンしたとき「重い」と感じるものです。たとえばバックハンドツッツキでは、通常下手な人ほど、ラケットヘッドが下がって、右利きの場合なら反時計周りのボールを送るものです。
ところが、上手な人はヘッドがリターンする方向の角度に向いて、横回転が入らないものです。ですから、バックスピンはできるだけ横回転が入らないようにラケット角度を調整すべきなのです。
以上のほか、もちろん回転量が多いと「重さ」を感じることはいうまでもありません。

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