Q&A51~60 of 卓球技術研究所t3i

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卓球A51~60




60.水平スイングのフィニッシュはどこになるのでしょうか……

Q 秋場さん、はじめまして。私は中学校の三年間、卓球をしていて、つい最近また卓球を再開した高校二年生です。技術論、集中論を拝見しましたが、どれも素晴らしい内容でした。特に凄いと感じたのは水平スイングです。ここで質問なのですが、三角打法のスイングのフィニッシュはオデコの前(私も中学時代は三角打法でした)ですが、水平スイングのフィニッシュはどこになるのでしょうか? 教えてください。

A 水平スイングのフィニッシュは、基本的には身体の中心です。なぜかといえば、身体の中心でフィニッシュすると、スイングのバランスや戻りが早くなるからです。ただし、これは通常のラリーで、強打となるとスイングの勢いで、右利きであれば左肩あたりまできます。
 フィニッシュする高さは打球したポイントや身長によってかわってきますが、首と口のあいだあたりになります。というか、水平スイングですから、打球した高さがフィニッシュの高さということになります。もちろん、高い球はその位置よりも低い位置でフィニッシュするようになりますが。おでこをフィニッシュときめると、スイングのおさまりはよくなります。しかし、なにがなんでも「おでこ」ときめてしまうと、それがスイング全体に悪影響を及ぼします。たとえば高い球や伸びる球にたいしてはおでこがフィニッシュだとオーバーミスが出やすくなります。
 水平スイングでは、フィニッシュの位置は一応身体のセンターとしておき、打球点、あるいは軽打や強打によって、柔軟にかわってくるのです。ちなみに、水平スイングのポイントは、飛んできたボールの高さにバックスイングをとって、そこからボールの斜め横を水平に振り切ることです。こうすることで、打った球は直線的にまっすぐに飛び、ぐんと伸びる威力ある打球となります。また、打球感も抜群でスイートスポット打法とも呼べるものです。ぜひ、マスターしてください。


59.安定したカットをするには……

Q カットマンのカットについての疑問です。自分のカットはそこそこ入るのですが相手の台に飛んでいくまでがとても速く打球時に高い音がします。上手いカットマンの選手 を見ていると、ボールがゆっくりで、なんかフワーッと相手のコートに入っていきます。打球時には高い音ではなく低い音がしています。観ていて、とても安定しています。ラケットでのボールのとらえかたに問題があると思うのですが、どうすればそういうボールが送れるのでしょうか? 暇なときにでも回答お願いします! ちなみに使っ ている用具は松下モデルに両面タキネスチョップの薄です。

A カットを安定させたいとありますが、実際にあなたのカットフォームを見ないと、何とも言えない部分もあるのですが、お答えできる範囲で説明してみます。
 いまのカットの打球ポイントをもう少し引きつけて、右利きであれば、フォアカットの場合は、右足に重心をおいて、飛んできたボールをできるだけ右足の近くで打球するようにします。バックカットの場合は、左足に重心をおきます。こうすると、安定感が増すはずです。
 また、ラケットの角度を、床に対してもう少し開いてみてください。そうすると、いまよりもゆっくりと飛んでいくでしょう。また、よく切れたカットボールも出しやすくなります。


58.年配者向けの技術も研究してください……

Q 卓技研の教え方は全日本を目指す人か若い人向きだと思います。年配者向けの技術も研究して欲しいなと思います。例えばハーフボレーもへその前で打球するとしてますが、年をとるとフォアへ戻るのが難しいと思います。ですからバックのハーフボレーも体から離れたところで打球する練習も多く必要だと思います。どう思われますでしょうか。ご意見お聞かせ下さい。

A 卓技研ではトップからビギナーまで、あらゆるプレーヤーにたいして対応していく所存です。もちろん、年配の方にたいしてもです。
 さて、ご質問のバックハンドの技術ですが、卓技研ではバックハンドのハーフボレーは身体の正面、分かりやすくお腹、おへその前で打球するように解説しています。しかし、これはあくまで「基本」です。このように打球したほうが、安定してミスが少なく、また強打も打ちやすいからです。できれば、年配の方であっても、バックハンドのハーフボレーは身体の正面でできるだけ打球したほうがいいと思います。
 また、これも基本なのですが、飛んできたボールにたいして、ラケットを持った手からではなく、足から先に動くようにすると安定し、強打のチャンスもひろがります。飛んできたボールを打つとき、人間の習性として、ほぼ絶対的に手から先に動いて当てにいこうとします。そのとき、足を動かすのを怠りがちです。ビギナーほどこの傾向が強くなり、元気のいい中学生でも、なにも指導しないと足を使って動こうとしません。もちろん、年配の方は足が動きにくい、反応が遅い、戻りが鈍いというのはよく分かります。分かったうえで、以上のように申し上げています。
 今度、練習のとき、飛んできたボールにたいして、手からではなく、足から先に動くようにしてみてください。そうしても、手が遅れるということは絶対にありませんから安心してください。
 簡単なフットワークの方法は、ボールが飛んできた方向に、近い方の足をまず動かしてみることです。このことを念頭において練習してみてください。身体から離れたところで打球する練習ももちろん必要です。その練習のときも、飛んできたボールに近いほうの足を動かすようにしみてください。そのようにしていると、足もよく動くようになり、打球も安定してミスも減るでしょう。


57.シェークのフォア表ですが、将来カベに当たる気がして……

Q 私は今シェークフォア表なんですけど、将来的に、壁に当たる気がして不安です。なぜなら、シェークフォア表なんてあまり聞いたことありませんし……。
 でも、ドライブよりスマッシュがしたいので、表で続けているのですが、今は何も問題なく、普通に勝てます。この場合ペンに変えたり、裏&裏に戻したほうがいいのでしょうか? ちなみに男子の中3です。

A まず、「将来的に壁に当たる気がして」とありますが、そんなことは考える必要はないと思います。壁に当たってから、の話しです。そして、「シェークの表なんてあまり聞いたことありませんし」というのは、あくまで他の選手を考えた場合であって、あなた自身の好みや感性、考えなどをまず優先すべきでしょう。
 ドライブよりスマッシュがしたいのであれば、そのプレースタイルをとことん追究していけばいいのです。それで、もし「壁に当たれば」そのときに考えればいいことです。
また、いま現在はドライブ全盛ですが、今後はスマッシュが有効になってくると思いますので、あなたのプレースタイルは将来性も高いと思います。いまはシェークの裏+裏というプレーヤーが多いのですが、このタイプが万能ではありませんし、シェークにしろ、ペンにしろ、また裏や表、ツブ高にしろ、それぞれ長所と短所を有しています。
 「意外性のありすぎるラバーの組み合わせ」というのは、対戦する相手にとっても「意外性」があって、やりづらいはずです。表+裏というラバーの組み合わせは、かなり可能性を持っていると思います。場合によってはラケットを回転させて、フォアを裏にしてドライブをやってみるとか、かなりプレーの巾が出るのではないでしょうか。
 また、そんなことより、自分のすきなラバーやラケット、プレースタイルを追究するほうが、卓球をしていて楽しいはずです。楽しいからこそ、上手くなるのです。ぜひ、あなただけの「オンリー・プレー」をめざしてください。


56.「球への入りが遅い」と監督からいわれたのですが…………

Q 質問したいことがあります。練習や試合で監督から球への入りが遅いといわれます。監督には、あるコースにボールを打ったら、返ってくるコースをあるていど予測して、そこで先に動いてまっておいて強打し、予測したコースと違うところにきた時はつなぐようにと教えられました。なーんとなくわかるんですが、どういうふうに練習してそういう動きを身につければいいのかわかりません。いい練習の仕方などがあれば教えてほしいです。

A 「球への入りが遅い」のには、2つの理由が考えられます。
 1つは、あなたがボールを打つとき、頭をまわしてボールを追うことで、打ったあとボールを見る時間が遅れたり、打ったあとにニュートラルの位置にラケットを戻すのが遅れることです。
 ボールを「見る」ことは大切ですが、インパクトの瞬間までボールを見ようとするあまり、頭を大きく動かせてボールを見ようとすると、「球への入りが遅く」なります。ボールは頭で追うよりは、目玉の動きで追ってとらえたほうがいいでしょう。
 2つめは、反射神経をよくする練習をすることです。いろいろな練習方法がありますが、今回はつぎの2つを紹介します。
 まず、ロングラリー練習で、あなたは相手に送るコースをフォアとかバックの1つに決めておき、相手にアトランダムに全面(いろいろなコース)に送ってもらうのです。そして、あなたはそのボールをフットワークや両ハンドをつかって返球します。最初はむずかしいでしょうから、相手にはゆっくりとしたボールを送ってもらうようにします。
 もう1つの練習方法は、多球練習で送者に、これもアトランダムにロングボールをいろいろなコースに送ってもらいます。また、この練習をバージョンアップさせて、ロングボールのほかに、下回転やドライブボール、ストップボール、ロビングボール、強打など、ありとあらゆるボールをアトランダムに連続して送ってもらい、そのボールにたいして、もっとも適切なスイング法でリターンする練習があります。
 以上の練習を積むと、確実に反射神経がきたえられ、「球への入りが」よくなります。ぜひ、試してみてください。


55.ループドライブを上手にカットするには…………

Q 自分はカットマンなのですが、ループドライブの処理がうまくできないのですが、コツなどあったら教えて下さい。

A ループドライブは、台に浅く入ってくることが多いので、カットするときのスタンスが重要となります。フォアハンドカットなら左足を、バックハンドカットなら右足を十分に前にだして、通常のカットよりもスタンスを広くとりましょう。もちろん、飛んできたボールまでフットワークをつかって素早く移動することが大切です。
 また、ループドライブは回転量が多いので、打球点は高くして、上から押さえ気味にカットするとよいでしょう。
 さらに、相手のループドライブが予測できるなら、素早く前に移動して、それを積極的に強打することも必要です。
 ループドライブというのは、それをかける方は比較的安全な打法ですが、消極的な打法ともいえます。相手がループドライブを多用するなら、どんどん強打して、相手の攻撃のリズムを狂わしましょう。攻撃型は対カット戦で相手のカットマンに攻撃されるといやなものです。攻撃型に安心してドライブや強打などの攻撃をさせないためにも、積極的に反撃していきましょう。
 ループドライブは回転量こそ多いですが、高い放物線をえがくことが多いので、ループドライブを攻撃球と思わないで、ちょっとしたロビングと考えて、怖がらずに強打すればいいのです。これからのカットマンは、自分のフォアにきた球の半分以上はドライブや強打でリターンするようにしたいものです。
 なお、『卓球パーフェクトマスター』では、ループドライブに対するカットを連続写真とDVDで解説していますので参考にしてください。


54.下回転のロングサービスについてお尋ねします……

Q いつも丁寧な回答ありがとうございます。先日下回転のロングサーブについて質問させていただいて練習させていただいていますが、質問があります。
1.私は以前からロングサーブをほとんど使わないので、どのくらいのスピードが必要で、どのような軌道をボールが描くのが理想か教えていただけないでしょうか。 現在ゲームで使用すると、短く出そうとした下回転が台から出てしまったような感じで、どうも言われているようなサーブではない気がします。これができればOK、あるいは ボールがこういう軌道を描くとOKというようなターゲットを教えていただけないでしょうか。
2.サービスを出す時の台との距離ですが、ユ・スンミン選手ほか大体の選手は体が台の エンドラインよりネット側に入っているくらいできうる限る近づいてサーブを出されています。ショートサーブは台に近い方が出しやすいのですが、ロングサーブはどうも窮屈な感じがしています。サーブを出す際の立ち位置について解説頂けないでしょうか。

A 1.下回転のロングサービスは、慣れないとちょっとむずかしいでしょう。中途半端に出すと、相手レシーバーにとっては、甘いサービスとなってしまいます。
 まず、第1バウンドはできるだけ、自陣エンドラインぎりぎりに落とします。そして、できるだけスピードが出るようにします。この2点をまもらないと、なかなか下回転のロングサービスは出せません。軌道については、ネットすれすれがよい、としか答えようがありません。

2.サービスを出すときの位置ですが、エンドラインに可能な限り近い(台に近い)ほうが時間的・距離的に有利になります。また、きびしいサービスを出そうとすれば(とくにスピード系ロングサービス)、台に近づいたほうが出しやすいのです。ですから、ほとんどのトッププレーヤーは台にできるだけ接近して出します。
 ロングサービスを出すときに窮屈に感じるのであれば、最大限台に近づいた位置からロングサービスを出す練習をして、その位置を標準にして、ショートサービスを出すようにすればいいでしょう。あるいは、ユ・スンミンのように、サイドラインから出る位置から出せば、窮屈感はなくなるかもしれません。



53.ショートサービスの第1バウンドを落とす位置はどこがいいのでしょうか……

Q こんにちは、自分は大学で卓球をやっているものですが少し質問したいことがあります。サーブについてなのですが、よく卓球の雑誌などでは短いサーブを出すときに第1バウンドを自分の台の真ん中あたりに出すようにと載っています。
 僕はクラブチームにも入って練習をしているのですが、そこではできるだけ台のエンドライ ン上に第1バウンドを落として、短いサーブも長いサーブも使いわけるように練習するように言われました。これはどちらのほうがいいんでしょうか。

A 長い(ロング)サービスはエンドライン際に、短い(ショート)サービスはネット寄りに第1バウンドさせるのが「基本」とされています。というか、長短のサービスを出しやすい方法です。
 長いサービスや長くて速いスピード系ロングサービスは、エンドライン近くに第1バウンドさせないと、まずうまくいかないでしょう。ちなみに、ネットぎわに第1バウンドさせて、スピード系ロングサービスなど絶対に出せません。
 しかし、短いサービスは、かならずしも台の真ん中やネット寄りでなくても、たとえエンドライン際にバウンドさせても出すことができます。サービスでボールを当てる(打球感)強弱で調整できるからです。
 長いサービスも短いサービスも、同じエンドライン上にバウンドさせたほうがいいといわれるのは、レシーバーにサービスの長短を第1バウンドの時点で予測させづらくさせるためだろうと思われます。
 なぜ、このようにするかといえば、サービスの「コツ」はレシーバーにできるだけ、そのサービスの情報を与えないか、遅く与えるということです。それはサービスのロングサービスやショートサービスの長短だけでなく、フォア、バック、ミドルなどのコース、あるいは下回転や上回転、横回転などスピン、それにスピード系かスピン系かといった情報もふくまれます。
 サービスの情報を与えないというのは、レシーバーにとってはそのサービスがどんなサービスか理解できないことです。それはスピン系サービスがあてはまります。ナックルサービスと読んでレシーブしたら、下回転でネットにひっかけてしまったというようなことです。また、情報を遅く与えるというのは、レシーバーがフォアへのスピード系ロングサービスだと反応して動き出したときには、もうサービスのボールはフォアサイドを超え、ノータッチで抜かれてしまったというようなことです。このような例は、だれでも経験のあることですが、これは相手にサービスの情報を遅く与えた成果として、サービスエースとなったわけです。
 今回のご質問の、短いサービスも長いサービスもエンドライン上から出すというのは、同じ位置にバウンドさせるわけですから、相手のレシーバーにとっては、その時点では、短いか長いか判断しづらいのです。つまり、レシーバーに情報を遅く与えるためです。第1バウンドがエンドライン上か台の真ん中かの、時間的な差は数十分の1秒のことですが、卓球というスポーツにおいて、この時間差はかなり「重要な時間」になるのです。これはレベルが上がるにしたがって、その重要度は増すことになります。
 ただし、もちろん、エンドライン上でバウンドさせて短いサービスを出すには、打球感(スピード感)と距離感との微妙な調整が必要で、それなりの訓練を積まなくてはならないでしょう。


52.表ソフトで、回転・スピード・安定性を兼ね備えたラバーはありますか……

Q ラバーについての質問です。ペン表ソフトなんですが、すごく矛盾する事で悩んでいます。今スペクトルのスピードと21を相手の戦型によって使い分けています。
 スピードはスポンジがめちゃ硬いのでスマッシュのスピードはすばらしものがありま すが、守りは弾み過ぎる為安定しません。21はスポンジが軟らかいので、スピードはおちるものの守りはすごく安定します。
 表ソフトにはあり得ない矛盾な事なんですが、回転、スピード、安定性、この3つを備えたラバーは無いと思いますが、出来るだけこれに近いラバーとか、おすすめ表ラバーはありませんか? メーカーは問 いません。僕は前陣速攻型です。回答宜しくお願いします。 

A 相手の戦型によってラバーを使い分けるというのは、ちょっとびっくりしました。そんな発想もあるんですね。
 まず、表ソフトラバーを使うのならば、スピードを重視したプレースタイルを指向しているわけで、スピードが出ること、そして次にどれくらいの回転量を求めるかで、選ぶラバーの種類は決まってくると思います。
 「安定性」というものを求めると、どうしてもスピードと回転をそれなりに失うことになります。指向するスタイルによっても違ってきますが、安定性は技術力の上達でカバーするものです。トッププレーヤーのほとんどが、特厚でスピードグルーを使用している(いた、と過去形で言ったほうがいいかもしれません)のは、ラバーに求めるのは、スピードと回転であって、安定性ではないということでしょう。
 ラバーを武器とすれば、より強力な武器を使いこなしたほうが戦いには有利だということは当然です。あなたが、より上位を目指すならば、「安定性」ではなく、「強力性」を選択すべきです。そのうえで、自分に合ったラバーを見つけるしかありません。それが、「おすすめラバー」です。


51.よく切れた下回転を水平打法で打つとネットにかかるのですが……

Q 水平打法に興味があり、7月頃に2、3度メールで質問させて頂きました。ペン表ソフトです。下回転が切れてれば切れてるほど、ネットにかかります。やはり少し持ち上げないと入りません。誰か手本になる様な人はいませんか? プロ、社会人、学生で。水平打法の威力のある球と言うのは、ほぼ無回転のボールと言う事ですか?

A 下回転を水平打法する場合のポイントをまず確認しましょう。
 ●右利きでは、ボールの右側面を打つようにします。
 ●切れていればいるほど、スイングスピードを速くします。
 ●ボールの頂点を確実にとらえるようにします。
 以上の3つのポイントがうまくいけば、たとえよく切れた下回転でも、ほとんどうまくヒットすることができます。
 ただ、低いツッツキボールを水平打法で強打する場合は、ボールがバウンドした頂点を確実にヒットさせてください。たとえ低いボールでも、そのバウンドしたボールの頂点はネットより高くなることがほとんどですが、低ければ低いほど、そのネットより高くバウンドするのは、ほんの一瞬です。ですから、低いボールを打つ場合は、その頂点を逃さないで打つ、かなりの集中力が必要です。
 また、ものすごく切れた下回転やネットすれすれの低いボールは、ラケット角度をすこし調整する必要があります。水平打法のラケット角度は基本的には台に対して直角です。しかし、上記のような場合はラケット角度をすこし上に向けます。しかし、スイングはあくまで水平です。
 水平打法がもっとも有効に使えるのは、フォアからフォアに打つコースです。なぜなら、ボールの右側面(右利きの場合。左利きはボールの左側面)を打つわけですから、わかっていただけると思います。では、バックからバックへ打つ場合どうでしょう。とくによく切れた下回転や低いボールに対しては、右側面を打つことが難しいので、そのときはラケットを開いてボールの左側面を打つようにします。
 もう、おわかりでしょう。下回転のよく切れた、低いボールを打つポイントは、「ボールの側面をねらう」ことです。このコツさえつかめれば、少々の下切れでも、おもしろいように強打することができます。
 もちろん表ソフトラバーには有効な打法です。しかし、裏ソフトでも、けっして使えない打法ではありません。コツをつかむまで、練習を積んでください。かならずできるようになります。

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