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卓球 1~10




10.ロングラリーやフォアとバックの切り替えが苦手なのですが……

Q 私はどっちかというとバックがすごくミスりやすいので、バック側にいてほとんどはフォアでやって、バックは補助という感じです。バック側からサーブしてまず下回転が返ってきたらドライブをします。次に少し強めの前進が返ってきてからの打ち合いが苦手なんです。フォアに返ってきても、バックに返ってきても思うようにできません。また、交互にボールが返ってきたらなおさらミスります。どうしたらいいですか?

A 文面からいうと、ドライブは苦手ではないのですね。ドライブしたあとの、いわゆるロングラリーが苦手というわけですね。
 まず、ドライブとロングの打法は打ち方がちがいます。ドライブはボールをラバーにこすりあげるように薄く当て、ロングは厚くラケットに当てます。でも、この2つの打法を実戦で使い分けるのは、かなりむずかしいのです。なぜなら、スイングのベクトルが異なるからです。事実、トッププレーヤーであっても、ロング打法はほとんど使わないで、ほとんどをドライブ系のスイングでやり通すことも少なくありません。高いボールでも、強打ではなく、ドライブ強打のように打つプレーヤーも多くいます。つまり、ドライブ打法を強打やロング打法に応用して、ほとんどすべてをドライブ打法のスイング・ベクトルで通しているわけです。
 このように、ドライブ打法だけでやるのか、それともドライブ打法とロング打法を使い分けるのか、どちらを選択するかはプレーヤー本人の意志にまかせるべきでしょう。
 もし、ドライブとロング打法を使い分けるのであれば、次のような練習をするといいでしょう。多球練習で、送球者にバックスピンのボールを出してもらいドライブをし、次につづけて今度はトップスピンのロングボールを出してもらい、それを強打します。このとき、はっきりとドライブとロングのスイングの方向を意識して打つことが大切です。ドライブはしっかりと「ラバーでかける」、ロング強打はしっかりと「ラケットの芯に当てる」ように打ちます。
 このとき、打球した「音」でそのスイングが適切かどうか判断することができます。ドライブなら、ラバーだけに当たったようなにぶい音が、強打なら「カキーン」というラケットのブレード当たった高音がします。
 ドライブから強打に切り替えるときに大切なのは、ドライブをしたあと、ラケットのバックスイングのトップを、ドライブをするときのように下にもってこないことです。ドライブをしたら、ラケットのトップを高い位置にもってくると、切り替えがより速く、しかも強打の威力も高く、ミスも少なくなります。
 もう一点。ロングラリーのフォアとバックの切り替えも苦手なようですが、これは次のような練習をします。まず、よくやる、ラリー練習でも、多球練習でもいいのですが、1球ずつ、フォアとバックに打ってもらい、それを正確にリターンします。このときも、バックスイングのトップは、高い位置にあると、切り替えがスムーズにいきます。さらに、この練習がたやすくできるようになったら、2人で同時に切り替えができる練習をしましょう。片方がクロス、もう片方がストレートだけに返球するラリー練習です。クロスに打つ人は、ボールが自分のフォアにきたらフォアハンドでストレートに打ち返し、バックにきたらバックハンドでストレートに打ち返します。ストレートに打つ人は、自分のフォアにきたらフォアハンドでクロスへ、バックにきたらバックハンドでストレートに打ち返すのです。これで、2人ともフォアとバックの切り替えの練習が同時にできます。そして途中でクロスとストレートに打つ人が交替します。このフォアとバックの切り替えの大切なポイントは、ボールコントロールを腕でやるのではなく、腰のリードでボールを運ぶようにスイングすることです。こうすることで、フォームが安定して凡ミスが減ります。


9.前進回転や横回転サービスにたいしてレシーブミスが多いのですが?

Q 相手が横や前進のロングサービスをバック側(またはフォア側)にしてきたとき、ラケットの角度を合わせられなくて、ネット際・オーバーしてしまいます。どうしたらいいでしょうか?

A 横回転と前進回転のレシーブミスは、一般的にオーバーミスが多いものですが、その場合は次のようなラケット操作をすると、安全にリターンすることができます。
 飛んできたボール(横回転と前進回転)にたいして、バックスイングはとらないで、そのままラケットの先端から振るように打球します。このとき、少しでもバックスイングすると、相手ボールの回転の影響を受けやすく、オーバーミスが出やすくなります。
 また、横回転のレシーブは、「順回転リターン」と「逆回転リターン」の2つの方法があります。これは『卓球パーフェクトマスター』の141ページ、およびDVDでも解説していますからご参照のほど。
 レシーブは、卓球のなかでいちばんむずかしいパートです。以上のほかにも、いろいろなレシーブテクニックがあります。本サイトの「技術論」と「集中論」でも、レシーブについて近いうちに展開する予定です。


8.フォアを打つとき、詰まってしまうのですが…

Q 前陣のペンドラです。練習の時(ブロックの時は除く)、または試合の時は オールフォアでやっています。9対1の割合で1がバックハンドって感じで す。卓球を始めた時は反転式のツブ高でオールバックの戦型で3年間ほどや っていました。それで1年ほど前から戦型を変更してペンホルダーのオール フォアに変更しました。
 試合で一応オールフォアはできるのですが、ボールを打つ時に詰まってしま い、しっかりスイングせずになんとかしてフォアで入れるだけになってしま うのです…。どうした詰まらずにしっかりスイングでき打てるようにな るでしょうか?それとも自分の立ち位置が悪いのでしょうか? アドバイスを お願いします。

A 「詰まる」とは、あなたのバックサイドに、とくに深いロングボールがきたときですね。バックサイドにフォアハンドで回り込むというのは、とうぜんあなたのフォアサイドががら空きになります。次の相手の返球が、フォアを突かれたとき、ノータッチで抜かれてしまう恐怖があります。そのため、思いきってバックサイドに回り込めず、十分なスイングのスペースがとれないために詰まってしまうのではないでしょうか?
 以上のことを前提に、何点か指摘してみます。
 まず、前陣で回り込んだときは、相手にフォア側を抜かれることを覚悟して、思いきって大きく回り込んで、強打かドライブで、一発で決めてしまうことです。このとき、あなたが右利きなら、腰を十分に回して、大きく回り込んでください。相手が右利きの場合、相手のバックにクロスへ打つときは、とくに十分に腰を回すことが大切です。
 また、十分に腰を回す余裕がないときは、相手のフォアを突くと、バックを突くときほど、腰を回さなくてすみますから、詰まることは少なくなります。
 さらに、詰まったときの打ち方があります。肘をたたんで、バックスイングをできるだけ小さくして、バックスイングのトップの位置を高くもって、上からボールを叩くのです。そうすると、相手のバックサイドを切ることができます。
 この打ち方ができるためには、ふだんの練習からフォアハンド・トップスイング(フォアロング)のフォームを水平スイングにして、バックスイングはボールの高さに応じてラケットを引くように心掛けることです。『卓球パーフェクトマスター』の16ページからの「フォアハンド・トップスイング」に、詳しく解説していますから参考にしてください。
 そして、ペンドラは何と言ってもフットワークが大切です。日々の練習で、左右のフットワーク練習とランニングを欠かさずおこなってください。
 日本でのペンドラ復活、期待してます!


7.「スピードが速ければ速いほど、入る確率が高まる」というのはなぜ?

Q ちょうど、昨年の今頃、16年ぶりに卓球を再開し、ルールの改正、用具や技術の進歩に驚きつつ、現代卓球に充分ついて行けない自分を感じております。ですが、それでも「卓球は面白い!」と再認識し、この一年、卓球にハマッております。貴サイトをたまたま見付け、全頁を楽しく、またいろいろ自分のことと思い合わせながら、読ませて頂きました。ただ、次の点がもう一つ、自分の中で腑に落ちないので、質問させて頂きたく、メールを差し上げた次第です。
 『技術論 バックスイング2』の6段落目のところで、「強打とは、直線的に飛ぶので、理論的にはその強打のスピードが速ければ速いほど、相手のコートに入る確率は高まる。」とありますが、これはどういう理論からでしょうか?
 経験的には、思い切り打った球、つまりスピードのある球の方が、弱気に繋ぐようにして打った球、つまりスピードのない球(往々にして、手打ちになっていたりして)よりも、コートに入る確率は高いような気はします。しかしながら、それはメンタルの面や他の要因、動きが良く(or 悪く)なってとかによるものですよね。仰られているように、強打において、入る確率と球のスピードとの相関関係、もっと端的に言うと、[入る確率] = a × [球のスピード] + C (a は係数、C は定数) という単純な比例の関係にはないと思うのですが、如何でしょうか?
 「スピードが速ければ速いほど、入る確率が高まる。」と仰っている理論的な根拠を教えて頂けたら、幸いです。
 上記、一点以外は、バックスイングが一定でないこと、飛んでくる球の延長戦上にバックスイングをとるべきこと、現代卓球と以前の卓球との違い、サイド攻撃の重要性など、自分なりではあると思いますが、理解させて頂き、是非、今後参考にさせて頂きたいと思っております。
 また、「集中論」 楽しみにしております。あと、近いうちに『卓球パーフェクトマスター』も取り寄せたいと思っております。

A これは、メンタルとしては書いておりません。あくまで、技術的な問題です。「強打は直線的に飛ぶ」と書きましたが、厳密には重力によって、放物線をえがいて落下します。しかし、その強打が速ければ速いほど、より直線的に飛ぶ距離は延びるわけです。ですから、ネットすれすれのボールが来ても、それがネットより高い位置で打球すれば、その打球が強ければ強いほど、つまりスピードがあればあるほど、直線的に飛んでいき、相手コートに入る確率はアップします。逆にいえば、その打球が弱いほど、重力によってボールは落下しやすくなり(放物線に早く落ちる)、ネットにあたる確率が高まります。この説明でご理解いただけますでしょうか?
 ちなみに、放物線に落下することを利用して、ネットよりも低いボールを「強打」するテクニックがあります。単純な強打よりも、もう少しテクニカルな「強打法」です。それは、ネットより低い分だけ、打球角度を上目にして、少し弱めに「強打」するのです。強打を上向きに打てば、オーバーしやすくなりますが、その分だけ弱く打って、放物線に落ちることを利用して、相手コートのエンドラインぎりぎりに強打を叩き込むのです。もちろん、これは「弱い強打」ですが、単純につないだボールよりもはるかに効果の高いボールです。

尚、この[A:答え]にたいして、質問された方から……
「なるほど、ネットミスはしにくくなるということですね。ネットすれすれのボールを強打する場合、オーバーミスよりは、ネットミスの方が圧倒的に多い。そして打つ角度というか、方向が大きくズレていないと仮定したとき(つまりこれを変数ではなく、所与の定数としたとき)、球のスピードが速ければ速いほど・・・。よく分かりました。」
 ……というご返事をいただきました。


6.ロングボールをドライブするときオーバーミスが多いのですが?

Q 私は中学2年生で、卓球を始めて1年ほどになります。
 ロングボールに対する処理についての質問です。自分が3球目などで先手を取った際、相手のブロックなどのボールに対してドライブで攻撃を仕掛けた際、オーバーミスがとても多いのです。下回転に対するドライブの場合は、しっかりと擦ることができ、安定感もそこそこあるのですが、ロングボールに対するドライブの場合は、厚く捕らえてしまいます。
 ロングボールに対してのドライブは、下回転に対するドライブのように薄く捕らえることが必要なのでしょうか?  (中2・H・W)

A ロングボールをドライブするのは、基本的には「薄く」ても「厚く」てもどちらでもいいと思います。なぜなら、薄い、厚いというのは、回転かスピードか、どちらを選択するのかという問題ですから。薄くとらえればスピン、厚くとらえればスピードが出るということです。
 ただし、これは机上の話しで、実戦ではロングボールをドライブするのに、薄くとらえるのは難しいでしょう? 下回転よりスピードのあるロングボールを薄くとらえて回転をかけるというのは、技術力や体力的なパワーも必要です。ご存じだろうと思いますが、対下回転と対ロングのドライブ打法は、次の点を変える必要があります。まず、そこを確認します。
 ●ラケットの角度
 ●スイングの軌道
 もちろん、対ロングほど、角度はかぶせ、軌道は水平になります。そして、大切なのは、バックスイングのトップの位置です。下回転などスピン系のボールは、比較的ゆっくりと飛んでくるのでバックスイングを下からとる時間的な余裕があります。しかし、ロングボールはスピン系のボールよりも速く飛んでくるので、バックスイングのトップを下にとってると、ボールのスピードに押されて打球ポイントが遅れます。打球ポイントが遅れると、オーバーミスが出やすくなるのです。あなたのオーバーミスも、このことが原因だろうと思います。とくに、3球目をドライブして、次のロングボールをドライブするときは、前陣にいるときが多いので、バックスイングのトップを下にもってくると相手の打球に遅れます。そこで、3球目にドライブをかけたら、次の相手の打球はほとんどロングボールになるので、5球目のバックスイングのトップは高い位置にもってくるのです。下回転のボールよりも高くバックスイングをとってドライブすればいいのです。もちろん、角度はかぶせて、軌道は水平です。こうすれば、オーバーミスはなくなります。下げたトップでは難しいですが、高いトップは余裕があれば、そのまま強打することもできます。
 練習方法として、多球練習で送球者に下回転を出してもらい、ドライブして、次にすぐにロングボールを出してもらい、それをドライブなり強打するという、2連打の多球練習をすればいいでしょう。それから、基本的にバックスイングのトップはいつも高い位置にもってくるようにすれば、次打球への対応が素早くなりオーバーミスが減少します。


5.フットワークの上下動を防ぐには?

Q フットワーク練習で、フォア、バックと交互に球を出してもらい、それをすべて
フォアハンドで返す多球練習をよくするのですが、先日、体の上下動があるといわれました。無駄な動きが多いようなのですが、どうしたらいいでしょうか?(ペン、裏ソフト使用)

A まず、基本的に上下に身体が動くほど、スイングの安定性がうしなわれます。上下に動くことで、ボールをとらえる目線がぶれたり、打球ポイントもぶれてしまい、空振りが出やすくなります。ちなみに、ドライブをかけるとき空振りが多くなるのは、この上下動が一因です。
 左右のフットワークで、身体が上下するのは、ひざを収縮させる力をフットワークに転用しているためです。ひざを伸ばしたり、縮めたりしないで、床をするように、左右に動くと、上下動が減少します。



4.フォアとバックの切り替えを素早くするには?

Q フォア打ち、バックハンドの切り替えが遅く、もたついてしまいます。素早くできるようになるには、どうしたらいいでしょうか。(ペン、表)

A フォアハンド・バックハンドの切り替えが遅くなる最大の原因は、スイングしたあと、フォロースルーからバックスイングに移るときに、ラケットを下げすぎることにあります。とくに、バックハンド(ショート)からフォアハンドに切り替えるとき、下がりやすくなります。スイングしたあと、ラケットを下げないで、高い位置(トップ)を保ってバックスイングすると、切り替えがスムーズになります。また、より素早く、安定した切り替えをするには、腰をスイングのセンターに置くことを意識して、下半身のリードで打つことを心掛けるといいでしょう。



3.ペンからシェーク(裏ソフト)に変えたのですが?

Q ペンからシェーク(裏ソフト)に変えたのですが、フォア打ちのとき、どうしても球が下に落ちてしまいます。どうしたら相手コートにきちんと入るようになりますか?フォームの違いなど、どのようなところが違い、どのようにすればよいか教えてください。

A 球が下に落ちるということは、ラケット角度が下向きすぎ、あるいはスイングの方向に問題があるわけですが、ほとんどはラケットの角度に問題があります。このラケット角度は、「グリップ」と「手首」に関連しています。
 まず、グリップの点検です。シェークのフォア面を親指で支えていますか? また、バック面の人差し指がラケットの中心ラインにくるほど打球の安定感がわるくなります。右利きの人なら、人差し指の先が右側にくるほど安定感は増します。
 次に、ラケットハンドの手首が下がっていませんか? 手首が下がると、とうぜんラケットの先端も下がって、打球が不安定になります。ペンは先端が少し下がっても問題ではありませんが、シェークのラケットの先端を下げないで、むしろ上に向くほうが安定します。



2.相手のサービスの回転の見きわめができません?

Q レシーブのとき、相手がどのような回転を出してきたかの見きわめが、なかなかできず、ミスも多いです。どうしたらより早く見分けることができるようになりますか。

A サービスの回転を見きわめるのは、ビギナーにはとてもむずかしいものです。また、キャリアのあるプレーヤーでも、サービスの上手い初対面の相手の場合は、慣れるまで、けっこうてこずることがあります。
 見きわめるポイントは3つあります。第1に、相手のラケット角度と方向、スイングの強弱など、サービスのインパクト時。第2に、ボールのマークを目印に、飛んでくるボールの回転そのものを見きわめる。第3に、回転の種類によって微妙にちがう、ボールの揺れというか振る舞いで判断する、というものです。第3は、卓球のキャリアを積んで、飛んでくるボールに深く集中することで可能となります。
 ビギナーは、上級者の変化サービスを受けるとき、こんな回転の見きわめなど、一生かかっても絶対にできない、と思ってしまうほど、手も足も出ないことがあります。ですが、ふしぎなことに、その後、経験を積んでいくと、意外にすんなりとできようになるものです。
 回転を見きわめる、究極のコツをお教えしましょう。それは、「見る」のではなく、「観る」のです。これは、集中力の問題なのですが、近日中に「集中論」として、この卓技研のサイトに連載する予定です。



1.試合に競ったとき、土壇場で負けてしまうことが?

Q もうすぐ大会があります。試合になると緊張してしまい、特に相手と競ったとき、土壇場で負けてしまうことが多いので、イメージトレーニング(メンタルトレーニング)など、何かいい方法があれば教えてください。

A メンタルの問題は、メンタルそのものだけではなく、技術の問題にも関係しています。ゲーム展開で、一見、競っているようでも、対戦者どうしの技術の差が明らな場合、最終的には技術的な力量の高いほうが勝つことが圧倒的に多いものです。それを、ビギナーや技術力が不足している人は、競っていたのに、メンタルが弱いから負けたのだと思ってしまうのです。
 もちろん、技術力が互角の場合は、最後はメンタルの強さが物を言うでしょう。では、「メンタル」の強さとは何でしょうか? このテーマを論じるには、ぶ厚い本を一冊書かなくてはなりません。結論的に言うと、ゲームの勝ち負けにこだわる自我的傾向に支配されないで、ゲームそのものに全力を注ぐということです。
 なぜ、土壇場になれば、緊張してびびるのか? 勝ちたい気持ち、勝負にこだわる気持ちが強まるからです。そうなると、卓球そのものよりも、勝負に意識が向いてしまうのです。そして、サービスのリズムが速くなってサービスミスが出たり、早くボールに当てようと、打球ポイントが前にずれたり、またミスを恐がってボールを持ち上げるようにスイングしたり、ドライブなら、より回転をかけたいことや安全性を重視して、いつものスイングより真上方向にして、山なりのループドライブやオーバーミスが出たり…など、身体の動きに変化があらわれ、思わぬミスが出てしまうのです。
 競ったゲームは、とても苦しいものですが、でも見方を変えれば、白熱した面白いゲームとも言えるわけで、それに自分が参加して作りだしているわけでもあります。それなら、そのゲームに参加できていることによろこんで、思いっきり楽しんでしまえばいいのです。もちろんゲラゲラ笑うような楽しさではありません。でも、どんなスポーツでも、白熱したゲームのなかで、ファインプレーが多く生まれます。真剣勝負の土壇場、その現場に自分が居合わせることのよろこびを味わい尽くすことほど、楽しいことはありません。
 相手も勝ちたいと考えています。どちらかが勝ち、どちらかが負けるのです。勝つにせよ、負けるにせよ、土壇場に乗じて、卓球そのものを楽しんだものが「勝ち」だと思いませんか? そして、土壇場で楽しめる力をもった者こそ、「強いメンタル」の持ち主と言うことができるでしょう。
 『卓球パーフェクトマスター』の別冊に、「土壇場のメンタル調整法」を掲載していますので参考にしてください。また、このメンタルについても、「集中論」で展開する予定です。

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